June 16, 2008

作品がテレビ出演します

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6月19日 木曜日 朝9:50から 東海テレビの”ぴーかんテレビ”にて 街中のガレージハウス ”S’kip HOUSE”がテレビ出演する

作品が出演 というと何かおかしな感じですが、我輩の感覚では、手がけた作品の一つ一つは個性を持つ個人の如く思えているから、こう表現してみました。

写真は取材をうける ”S’kip House と ご家族”
奥様がリポーターを案内するように進んでいくスタイルで、お家全体が紹介されていきます

あくまで お家 と ご家族 が主になるので、我輩たちは映像になりません。 まあ、そのほうが世間の皆様のお目汚しにならずに済みますから良いことかなと

S’kip Houseの紹介は 右下のリンクから 弊社 あうる建築工房Webサイトをご覧下さい

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May 08, 2008

改めて感じたこと

暫くぶりのブログ更新

ばたばたしていたら、あっという間に新緑の季節 昨日から長袖なれどTシャツで仕事してます
皆様もお変わりなくお過ごしですか?

実は先日、ひょんなことから某TV局の製作会社の方より、個性的な住宅で素敵に住まわれている方を紹介して頂けないかとの相談を受けた我輩

番組中の新しい企画を立ち上げるにあたり物件を探しているとの事で、とりあえずこちらへいらっしゃるとのこと。

その当日の朝のこと、今までの作品の写真集を出して、さてどなたのお宅をお見せしようかと思いながら眺めていた我輩である

こうして作品集を眺めていると、クライアントの皆さんとの出会いから始まって プランニング 実施設計 着工 完成 までのシーンが次々に思い出されてくる

そこでふと、こうして写真集としてまとめたり、雑誌に掲載された作品のクライアントの皆さんは、どなたもみんな素敵な個性をお持ちで、バイタリティーに溢れてる方たちだったんだ と改めて感じた次第。

そんな皆さんにお会いできてなんて幸せなんだ我輩! 皆さんありがとうございます!

何だか改めてクライアントの皆さんにお礼が言いたくなって、キーを叩いています

このご縁と そしてこれからのご縁も大事にしていかなければと さらに改めて思いめぐらす盛春の夕方なり

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February 04, 2008

滅多に出来ない事 と 久しぶりにしてきた事

昨日は5シーズンぶりにスキーへ行ってきた我輩
体力作りは普段からしているものの、実践とは別物
久しぶりのゲレンデではかつてのごとく滑走はままならず
頭ではこう動きたいと思っても体がワンテンポ遅れるんです
40代も半ばを過ぎると・・・・ あまり考えるのよしましょう

メンバーは、昨年末に完成したガレージハウス Casa de AURA(そよ風のぬける家) のオーナーRさん と 作り手のKさん 我輩の3名
未明出発ということもあって、Kさんと我輩は オーナーのご好意で Casa de AURA へ前泊。

夕方に集合、ちょっとした補修作業と薪棚兼用の塀作成の打ち合わせをしてから、夕食→薪ストーブを囲んでの軽めの酒宴で前夜祭。
夜もだいぶ更けた頃、お風呂を頂戴することに。
自分で設計したお宅でお風呂を頂戴する機会は殆んどないので、何だか新鮮な気分
TOTOのユニットバスを採用しているのだが、ショールームで浴槽の中に入ったことはあるものの、実際にお湯を張って浸かるのは初体験

このシリーズのUBは、足元部分が一段高くなっているステップ浴槽
このステップに脚を掛けて、ゆったりと湯船に浸かる
我輩の身長(177センチ)でも十分脚を伸ばして浸かれるし、リラックス度は高いと実感
思わず長湯したくなります
防水CDラジカセなんか置いたら楽しそう
浴室TVのオプション設定もあるけれど、今までは、そこまでしなくても! と思っていたのですが、改めて なるほと と思い直しました。

何事も実体験は肝要 と感じた節分前夜なり

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August 16, 2007

6月20日以降 最終回

訂正補足をして次回は一発確認を目標にするから、書類作りは必要以上に慎重になるし、気分的にビビってるとこもあるし、進み具合は遅くなってしまう。 
週明けの6日月曜日に書類の最終確認をして(この時点で不明な点に気付いて行政へ電話して質問、補正した)8月7日(火)午前中に所轄の窓口に再提出、この時点で受付印を押されて正式受理。

行政のスケジュールでは8日(水)に県へ書類が廻り、すぐに確認済みになっても所轄には翌週15日(水)にならないと戻ってこない。ただし、確認済みになった時点で県事務所で受取ることも可能なので、確認済み次第、県事務所から連絡が入るよう所轄窓口で書き添えてもらえた。 実にありがたいお話し。

さて提出後はどう動こうにも動けないからじっと連絡を待つのみ・・
その間事務所をカラにしてることもあるから相手が留守電を入れてくれないと状況はわからない
折を見てこちらから電話してみようと思いつつ、とりあえず水曜に廻って翌日の木曜に確認済みにはならないだろうと思い一日置いて、8月10日(金)に状況確認の電話をしてみた。
担当者とタイミングがなかなか合わず直接話ができたのは夕方近くだった、状況はどうなのか?またちょっとした訂正補足が必要なのか?を訊ねようと思ったのだが、既に確認済みとの返事!!!

~全身が安堵感で包まれる~
正直言ってあと一週間くらいの時間がかかるかもしれないと覚悟していたので思いのほか早く確認済みになり驚いた。 というよりは、民間機関の現状と業界内の噂で惑わされていたのかもしれない。

あらためて期間をまとめてみると
事前の為の提出 7月31日 ⇒ 事前の訂正補足の連絡 8月2日 ⇒ 訂正補足のための持ち帰り 8月3日
⇒ 確認申請書受理 8月7日 ⇒ 確認済み 8月9日(済み証の日付) 実質は8月10日以降受け取り
となった。 事前の訂正補足がなければもっと早く下りていたことになる。

建物データ
建設地 : 愛知県北部
用途地域 : 市街化調整区域 但し 開発済みの団地内
防火指定 : 指定なし 22条地域内
用途規模など : 在来工法木造2階建て  延べ床面積約130㎡ 建築面積 約70㎡  軒高9m以下 最高高さ13m以下  宅地の造成なし(軽微な土留めなどはあり) 

確認が下りたのは9日付けで、翌日の夕方の電話で下りたことを知った次第であるが、朝一番で問い合わせれば、10日中に受取りも可能だった。
県事務所から連絡をいただけていたかどうかは定かでなく、折りしも9日の夕方は、所用の連絡で電話を掛け捲っていたこともあり、相手方も機会を失っていたのかもしれない。なかなかこのあたりのタイミングは難しいものがあるなと思った次第である。

それと、このブログに書き綴ったのは、あくまで我輩の自己リサーチで判断した結果で提出先を決め、そこで経験したことを書き綴ったものであり、実際 他の審査機関ではどのようになっているかは想像でしかない。また、提出した先での温度差があるとの情報もあるので、行政に提出すると全て我輩が通ってきた道を同じ道を通れるということを保証するものではない
あくまで我輩の経験談を綴ったものでしかないことをご理解されたし。

さて最後に、今回とても疑問に思った点があるので、書き綴らせていただく

訂正事項の ① 防火認定書についてである。
これらは建材メーカーのサイトからDL  DLできない場合はメーカーからFAXで送ってもらう。大体一つの建材で3枚くらいになる。 基準法に記載されている組み合わせなら不要かと思われるが、これについては今回確認し忘れたので次回のチェックポイントとする。

ここで疑問に思ったのは 内装のクロス の認定書である。

屋根材、サイディング、石膏ボードなどはその材質によって認定書が発行されているが、クロスの場合は「使うクロス」によって認定を受けている。要するに現存する何百という種類のクロスそれぞれに認定されている(色違い程度なら同一番号かもしれないが)ということで、部屋ごとにクロスを変えるなら全部の認定書が要るということになる。
我輩の場合はクロスは殆ど一種類しか使わないし、種類も限定されているからさほど困ることはないが、部屋ごとにコーディネートしたい場合は厄介なことになる。
それもそうだが、まず第一に 確認申請の時点でクロスの品番まで決めている設計者は何人いるんでしょーか?ってことだ。 でしょ??皆さん?? 
ゆえに、クロスについては「認定品を使う」と明記しておけば良い と言うより認定書の付けようがないというのが現状だと思ったんだけど、我輩の場合使うクロスは一種類で品番も決めてるから、認定書を入手しておいて準備しておくことにした。
で これが正解!!なのだ 信じられないけどね。付けてくれっていわれてつけましたよ

業界誌を読むと、クロスの認定書についての理不尽さについて幾つかの記事を見るのだが、言いだしっぺからの返事は「付けろ」だそうである。

・・・・・・ため息でてきた・・・・・・

でも クロスの事は微々たる事で、こと構造に関わってくるとさらに膨大な疑問と理不尽さがセットでついてくるのだから、たまったものではないだろう。
我輩たち申請側がこれほど混乱しているのだから 審査側の現場での混乱も多いにあるものと思われる。
それは業界誌の記事にありありと出ているのである。
書き出せば切りがないのでこのくらいに留めておこうと思うが、書いていながらふと思いついた。

・・・・・・国家権力恐るべし・・・・・・・・

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6月20日以降 その4

確認申請書類をまとめるに当たって、記載内容や添付書類の変更点をリサーチしてみた。
民間審査期間のサイト、県のサイト、言いだしっぺのサイトをのぞいてみると夫々に表でまとめてあったので、必要と思われる内容をチェックして図面に反映しておく。
民間のサイトではチェックリストのダウンロードができるようになっていたので、関連しそうなものだけDLして、記載内容のチェックの参考とした。相当なチェック項目があり、該当か否かもわかり難い。これは第一関門突破が難しいという話しにうなずける。
図面作成に当たって、過去の申請書類の資料から、一切訂正事項のなかった物件の図面を引っ張り出して、それに記載してある事柄は全て網羅しつつ、今回の物件特有の内容も盛込みながら図面をまとめ上げた。
添付書類に付いては、従前とあまり変りがないようだった。

・・・・・そう・・・・「だった」・・・・・なのである

とにかく従前であれば、何ら問題なく審査を通過できる確認申請書類をまとめあげた「自信作」を作り、7月30日(火)に所轄行政の窓口へ確認申請書類を持ち込んだ。
窓口ではざっと書類内容を確認したものの、特に指摘もなく、毎度の持ち回り先リストを渡されて 道路関係、都市計画関係の承認をもらいに行く。これらは難なくパス
申請手数料の県証紙を買って正本の表に貼り付け、提出準備完了、窓口へ。
今後、どんなスケジュールで審査が進むかを再度確認する。
先のブログに書いたように 受付印なし のまま翌日水曜日に県へ書類を送り、事前のチェックを受けるとのこと。 ま あとは連絡を待つのみだ。

さて、この時点でのポイントは所轄と県事務所との書類がいつやり取りされるかである。
ここでは毎週「水曜日」のみに書類が行き来するとのことで、火曜日に出した我輩はいいタイミングだったと言える。木曜、或いは水曜の夕方あたりに提出していたら、約一週間、所轄においておかれる羽目だったのだ。
書類のやり取りが行われる曜日は必ず事前にリサーチしておくことをおすすめする。

事前チェックに要する日数については、明確な回答が得られず、提出した直後からやきもきしていたのだが、8月2日(木)の昼前後には第一報が入っていた。 
県へ書類が廻ったあくる日である。
折りしもこの日は別物件の打合せで日中事務所を空けていて、夕方もどったら留守電にメッセージが残っていたのだ!!
早速、県事務所へコールバックし、訂正事項の指示を受けた。
訂正事項はおおまかに以下の通り

① 防火関連の使用材料の防火(不燃)認定書の添付(頭だけでなく詳細についても)
② 付近見取り図にタイトル記入・縮尺記入・方位記入・設計者の記名捺印(公共の都市計画図を流用しても記載するようにとのこと 確かに付近見取り図の記載内容に要求されている事項。従前はOKだったけど)
③ 排水経路の記入不足(汚水排水を既設宅内汚水最終枡に接続と記入したが、最終枡が道路内の汚水排水管に繋がっている旨も記載するようにとのこと)
④ 室名には居室・非居室を明記する(室名に曖昧なものあり 室名を英語で書いたら指摘されてしまった)
⑤ 道路中心レベルの記入(立面図に書いておいたが配置図にも記載要求)
⑥ 道路斜線制限の根拠の明示(一目瞭然だとしても斜線の絵のみでなく、数字での根拠も示すこと)

内容からすると、建築計画に影響の出る指摘事項はない。
そして是正方法は、補足事項をまとめた書類、訂正した図面などを差し足すか、一旦引き下げて書類を一式作りなおすかのどちらでやるか?となる。
補足訂正内容はさほどやっかいなものではないので、従前なら電話で聞いた内容を以って訂正に出向いていたのだが、今回は図面と照し合せながら、内容をしっかりと把握し、訂正の仕方、記載する文言なども併せて確認したほうが良いと思い、翌8月3日(金)の午前中に県事務所へ出向き、内容を確認して、一旦書類は引き上げ、早速訂正作業に入る。

・・・・・・続く・・・・・・・・

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August 15, 2007

6月20日以降 その3

リサーチは民間審査期間から始めることにした。

まず その時点で提出先の順位を実のところ決めていて、第一に某民間審査期間で行って見ようと思っていたのだ。理由は手数料は上がっているものの、住宅性能保証との絡みで現場審査の手間が1回で済むなど現場が始まってからの手続きが簡素化できることと、長い間民間を利用してきたという慣れがあるからである。

ということで、先ず第一候補の民間審査期間へ足を運んだ。
手続き上の注意点や変更事項、新たな添付書類など先に調べておくことも聞いてくるつもりだった・・

そう ・・・・だった・・・・なのだ

日中は審査業務で忙しいと思い、夕方近くに行ったのだが
いつもとはロビーの雰囲気が違う。閉店時間近くのどことなくゆったりした雰囲気ではないのだ。

なんだかこんな時間に来てしまって申し訳ないなぁ・・・という気になった。
とは言え、こちらも顧客予備軍であるので恐る恐る 聞きたいことを伝えてみると・・

「正直 現状は事前相談まで対応できません・・・・」と申し訳なさそうな返事

とにかく書類をまとめて持ってきてくれとのこと
その時点で不足点など指示させてもらっているそうだ。
受付までの第一関門だ。これは噂に聞いていたが、易々と突破できるものではないと・・

混んでますか?の問に対して、申請受付は午前中のみで人数制限があり、それに漏れたらその日は受付できないとのこと。日によっては開店後間もなく人数制限に達してしまうこともあるそうだ。

仮に最初の提出時に何も指摘事項なしであったとして、審査期間はどのくらいか?と訊ねると
10日前後(8月2日現在)くらいだとのこと
ただし、現状では6月20日以降 初めて申請をする人のうち一発でクリアできる人はいないとのことだ
ということは、第一関門の申請受付までのプロセスを入れると15日は覚悟しておいた方がよさそうだ。

これでは着工予定に間に合わないどころか半月以上遅れてしまうことにもなりかねない

第一候補はこの時点で諦めることにした

次に行って見ようと考えていた審査機関も状況は似ているだろうと思い、こちらには足を運ばず、現状のありさまを電話で聞いてみることにした。
結果は人数制限、審査期間などは一軒目とほぼ同じであった。

ここで一番気になったのは 人数制限 である。
もし仮に人数制限から漏れてしまったら丸丸一日を棒に振ってしまうことが恐ろしい

最後の砦の行政へ電話してみた。まずは所轄の窓口に聞いてみたところ、それほど混んでいることもなく、従前より多少時間がかかる程度であるとのことだった。
期間的には問題なさそうである。
ただ気がかりは、受付以降の取り扱いである。
なにせ、不備事項があれば軽微なものを除き、その時点で確認申請書類が無効になると聞いていたので、もし仮にそうであれば、14000円の申請手数料が無駄になってしまう。これではクライアントに申し訳が立たない。
その辺りはどうなるのか聞いてみたら、詳しくは審査担当部署に聞いて欲しいとの前置きがありながらも結構明るい返事が返ってきた

まず窓口に提出してもらい、役所内での調査の持ち回り手続きを済ませた後
「受付印を押さずに受取ります」ということだ。
要するに受付印を押さないということは正式な受付ではないということだ
受付印なしの書類を一旦 県の審査担当部署に送り、そこで不備事項のチェックを受けた後、是正した書類を再度窓口に出す というプロセスなのだ。
少々、各地に足を運ばなければいけないことになりそうだけど、県の担当者に電話で内容を聞いた感じでは、混雑していることもなく、当然人数制限もなく、正式受付から何事もなければ一週間で確認済みになるとのとこだ。
こちらの空気に困惑度は感じられなかったし、一発勝負を回避できることがわかったことは大きな収穫である。

リサーチの結果をまとめてみると

①申請手数料
⇒ 行政が圧倒的有利

②審査の期間
⇒ 申請受付受理までの第一関門は両方ともに突破しなくてはならないが、突破以降は行政の方が短いと思われる。但し、所轄と審査部署が別れている場合は、書類の行き来があるため余分な時間がかかるかも?

③申請手続きのスムーズさ(各方面への持ち回りなどで余計な手間をかけさせられるかどうか?)
⇒ 行政の場合、多少なりとも役所内での持ち回りは覚悟しなければいけないだろう。ただし、我輩が小僧の頃にくらべて持ち回り箇所はかなり減っているので、大した関門ではないと思われる。
さらに行政の場合、人数制限はいまのところないようなので、これはありがたい。但し受付時間の制限は事前に調べておいた方がよいだろう。

④困惑の度合い
⇒ 言いだしっぺとの距離が近いほうが・・・・・・・・これ 結構ポイントでしょ


自己的判定基準を基に協議の結果、今回は行政に申請手続きをすることに決めたのである


続く・・・・・・・・・・

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August 11, 2007

6月20日以降 その2

昨日の続きである

現状 建築確認申請を提出する先は二つある
所謂 「役所=行政」に提出  我輩がこの業界に入ったときはこちらへ出すしかなかった
もう一つは10年ほど前から始まった民間の審査機関に提出する方法である。

民間審査機関は民間ゆえのサービスによって、提出する側としてはとても便利である。例えば愛知県内のどの市町村の物件であっても、わざわざそこの所轄まで足を運ばずとも名古屋市内やその他の支店で処理してもらえるし、愛知県近郊であれば、他県であっても審査をしてもらえるし、何せ審査の時間が短いのが大きなメリット。
一般の木造住宅であれば、提出したその場で何の問題もなければ確認済み証を発行してもらえるのだ。
申請手数料は行政と同じであり、だれがどう考えても民間の審査機関に出すほうがメリット大なのだ。

しかしながら改正後はこの流れが大きく変わることになった

まず申請手数料が倍近くになった。
これは、申請の手間がかなり多くなったことに大きく起因すると思われる。というか実際そうなのだ。

ちなみに行政は価格据置である

まずこの時点で、どちらに出すか迷った
一万円以上高くつく手数料を払ってでもサービス充実の民間か?
それとも価格据置の行政か?
この差はクライアントにしてみればメリットは少ない。どちらかと言えば実際手続きを行う我輩達業界人にとってのメリットの方が大きいだろう。愛知県外に出す場合は、交通費などと差し引けば同じかもしれないが。

次に、審査の期間がどのくらい違うか?である
民間に出すようになってから行政に出したことがなかったので、定かではないが 行政の場合はまず即日発行ということはないであろう。改正前はこの時点で大きな差があった。

そしてまた行政の場合は所轄で審査できない所は県の所轄事務所へ書類が廻って審査することになる。
所轄の行政は窓口であり、実際の審査は県の担当部署が行うのであり、窓口から県の担当部署へ書類が廻るためのタイムラグが発生する。タイミングを間違えると、ただ書類を回すだけのために一週間ロスすることもありうるのだ。これはかなりなマイナスポイントである。

しかしながら、改正後は審査の内容がかなり細かくなったため、民間でも即日発行は難しいと聞いていた。
この法改正で、民間の審査機関にかかわらず、審査を実務としている各方面でかなりの困惑がおきていることは事実であり、実際の審査期間がどのくらいかかるのか?は不明であった。

まずはその辺りを明確にしてから どこに出すかを判断すべくリサーチを開始した。

ポイントは
①申請手数料
②審査の期間
③申請手続きのスムーズさ(各方面への持ち回りなどで余計な手間をかけさせられるかどうか?)
④困惑の度合い

とした

まず明確なのは申請手数料であり、これは行政に軍配が上がる

さて その他はどうなのであろう?  
電話だけのリサーチでは不十分なので、各審査機関に足を運ぶことにした


続く・・・・・

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August 09, 2007

6月20日以降

たまには
と言うより、設計事務所のホームページからリンクしてあるブログのくせして、建築の話しが殆ど見受けられないのも何だかなと思う我輩である。
建築について、あれこれ薀蓄を語ろうにも、日々日常の流れの中の一出来事であり、特筆するまでもないか・・と考えてしまうから書けないのであり、いっそのこと日常のネタでお茶を濁すのもブログならではと思った次第である。

前置きはこの辺にして

この6月20日に改正建築基準法が施行された
最も大きな改正は 「建築確認申請手続き」
今 我輩はこの改正の恩恵をまともに受けながら四苦八苦している真っ最中である。

この国に住んでいる以上、建築物を(一部の物件を除く)建てようとする時には この 建築確認申請 という手続きを踏まなくてはならない
どのような手続きかを簡単に言えば、建てようとする建物が建築基準法に適合しているかどうかを確認審査する手続き と言ったところか

申請書類は表紙から建築主 設計者 建築場所の法規制 建物の大きさ などを書き綴る書面と 図面 建物構造と規模によって構造計算書を添付したものになる
それらを持って申請手数料と合わせて審査機関(役所や民間審査機関)に提出する 

改正前と改正後の大きな違い(私見です)は、確認申請書の記載内容が極端に増えたこと。
改正前には特に書いていなくても支障なかった事柄まで事細かに書き入れなくてはならない
それと添付資料の要求も増えている
そして確認申請の受付に際して 要求されている記載内容や添付資料が不足していると受付をしてもらえないのだ。改正前は、受付前に書き足したり、訂正したり、不足の添付資料は後日付け足しすれば良かったのだが、その手の行為は一切NGだ。
また、受付後に記載内容の不整合などがあった日には、最悪、その書類は一式無効となり、また一からやり直しとなる。

そんな状況下で、ついに我社も改正後の手続きを踏まなくてはならない時が来たのである。


続く・・・・・

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November 29, 2006

聞いてないよー!!

Dsc00007  11月13日
桑名市で進んでいる住宅の上棟である
工事が始まって現場が一番大きな変化を見せるこの時は、誰しも一番楽しみな時だ。
午後3時に現場へ着くと、建物の形が出来上がっていた。想像していた通りのシルエット・・・思わず一人ニンマリとする我輩である。

クライアントとあれこれ話をしながら、大工さん達が一区切りついたら2階に上がろうと楽しみに待っていたところ、現場担当者M氏から呼び止められた。
M氏「棟札の字をお願いしますよ」
我輩「え 名前を自分で書くの??」
M氏「ううん 違いますって 全部書いてください よろしく」
我輩「ご冗談を」
M氏「はい この通りに書いてくださいね。それと筆ね」
我輩「聞いてないよー」
M氏から渡された書き方の例と筆を手にして呆然となった。
確かに小学生までは習字をやっていて 確か準二段だったかまで取った覚えがあるが、それ以降筆なんてまともに30年ちかく手にした事はない。せいぜい結婚式の出席者名簿に書くときくらいなものだ。

しかし、クライアントにも 是非~是非~ と煽られ、M氏には 先生しか適任はいないとおだてられる

こうなりゃ腹をくくるしかない

ありあわせの新聞紙を広げて、まずは練習から。
2,3回やってみたら 昔取った杵柄とは言ったもので そこそこ様になってきた

よーし とばかり本番突入である

ところが

紙と木では筆の走りが著しく違うのである
しかしやり直しは利かないから、勢いで書きあげたのだが、どうも字が細いし今ひとつな感ありである。

「今度は筆ペンじゃなくて 筆と硯を用意しておくように」とM氏に言い渡し、棟札を手渡した。

今その棟板は 現場の柱に釘で打ちつけてある
早く屋根裏の定位置に取り付けてくれないかなと 毎回現場に行くたびに思うのである

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December 02, 2005

How much are those?

12月2日(金) 未明

 今週はアイデア出しの合間に数字との格闘をし続けている。
 今計画中の住宅の概算見積りをしているのであるが、色々な資料を見ながら今までのデータをチェック、そして今回チャレンジしようと考えている工法のデータ収集と単価の設定などなど、ドラフターの上は資料とカタログが山積みだ。
 
 過去のデータを見直しながら新しく購入したプログラムで新たに組み立てなおしている。
 
 今回の物件は、建築家としていつも以上に取り組み甲斐のあるものだ。最たる理由は敷地の形状である。初めて現地を見に行った折、我輩はその敷地から挑戦状をもらい受けた気持ちになった。それに答えない手はないのである。
 デザインとプランはまとまり、クライアントにも気に入って頂けた。あとは現実へ向けて根拠を固めるのだ。

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December 01, 2005

いよいよ師走

12月1日(木)

 今日から12月 いよいよ以って師走という不思議な時間帯に突入である。何故だかこの師走って言葉が耳に入ると、昨日まで空いていた道が混みだしたりと、妙に忙しくなり始めるのは何故なのであろうか?毎年不思議に思うのである。
別に月が替わるだけのことだろうに。 

 さて、先月の半ば過ぎから騒がれている「耐震偽造」事件であるが、日が経つにつれ、一連の疑惑の背景があらわになりつつあると思われる。事件がマスコミに取り上げられた時から、我輩は背景に「深くて濃いグレーな色」を感じていたのである。

 一人の建築士が、たとえ依頼主からコストダウンを要望されたとしても、個人の判断で強度を誤魔化してまで構造設計をすることは在り得ないだろう。なぜなら、発覚した時に責任を取ることなど個人の設計事務所ではできようはずがない。一棟当り何億もするマンションでだ。しかも構造本体における設計不良があった場合、補修は容易なことではないのだ。

 故に我輩もしかり、こと構造に関しては、意匠設計者と、構造設計者との打合せは格段にシビアなものとなり、現場監理においてもかなり神経を使ってチェックする。且つ現場サイドからも不明な点があれば、即刻我々に問い合わせが入るのが常だ。

 それが、一億を軽く越える建築物において、20棟以上も平然と行われていながら、発覚していなかったなんて組織ぐるみでやっていたとしか思えなかったのである。

 この一連の事件について、我輩もこのブログに書きたいことは多々あるのだが、一建築士として、推測を交えたコメントをすることは控えさせていただいている。
 
 ただ一つ、声を大にして言いたいことは、責任の所在の追及よりも先に、不運にもこれらの建物を何も知らずに購入してしまった人々、特に分譲マンションを購入してしまった人達に対して、一日も早く安心な生活ができるようにすべきではないか、という事である。

 
 我輩が、この耐震偽造疑惑関連の情報を色々な角度から見ていた時、少々過激ではあるが、いい線を突いているなと思ったブログがあった。ここで書かれていることが、翌日ないしは2,3日遅れてマスコミで報道されているから、単に推測だけで書かれているのではないと思うのである。
 この事件に関わらず、面白いブログであるのでご紹介まで。

  きっこのブログ

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October 13, 2005

処変れば気が変る?

10月12日(水)

 いよいよパ リーグのプレイオフが始まった。初戦はロッテが制したが、白熱した試合であった 
ようだ
 と言うのは肥満と肩凝り解消にジムに行っていたので、事の成り行きを今しがたネットで見たのである。そんなことはどうでもいいが、我輩としては 2年前のリベンジがあるので ホークスに残って欲しいという気もするが・・、世の阪神ファンの皆様のご意見や如何に?

 前置きはさておき 今回も建築にまつわる話しを一つ。

 新規物件が入ってくると、まずはその敷地にどんな建物が出来るか?から考えるわけで、我輩はこれをアイデア出し と称している。 アイデア出しはアトリエで製図台に向って進めているかと言えばそうでもない。はじめのイメージ創りはその敷地に立って あれこれ頭の中で思い描くことから始める。その敷地から何が見えるのか?陽の光はどこから来るか?風はどう吹いてくるのだろう?廻りの建物の様子。道路からどんな風に見えるといいのか?など を考えてみる。

 そして次に、敷地の図面を起こして、スケッチを始める。この作業に入るときは出来る限り邪魔をして欲しくない。なので、電話が掛かってこなくなる時間帯=夜中にやることが多い。このときに大体のボリュームを出して方向性を固めておくのである。

 その時点で「これだ!」と閃いて基本のスタイルまで描ききってしまう事もあれば、時には、なかなか定まらない場合もある。

 定まらない時は、一度止めておく。ただし、頭の中ではイメージ創りを止めない。ここからが不思議なもので、イメージを膨らませて いざ 再度描こうと 製図台に向うと閃きが薄く、なぜか堂々巡りをしてしまう事が多いので、一気に河岸を変えて お気に入りのカフェに行ってみたり(7月の「そんな目で見ないでくれ」の舞台もその一つ)自宅のベランダのテーブルに広げてみたりすると、今まで支えていたものが消え失せて、方向性がみえてくるのである。どうやら 処変われば気が変る的人間のようである。

 カフェの適度なざわめきや ベランダで聴こえてくる街の音がかえって自らを孤独に浸らせしめ、自分の世界に集中できてしまうのか? 一時であるが廻りの音が聞こえなくなる状態になっていることに気付くのである。
 思い起こせば勤め人であったころ、電車の中でシステム手帳にスケッチしていたこともあった。よくもまあ立ったままで出来たものである。

 かつて我輩の上司は、明け方の夢で閃くことがある と枕元にスケッチブックと鉛筆を置いているそうだ。或いは朝のトイレで閃くという方もいらっしゃった。

 皆それぞれに 閃きの場所があるようだ。

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March 11, 2005

木と紙と土

10001513月5日(土)
東京ビッグサイトへ建築建材展を見に行った帰りに千葉の親戚宅を訪ねた。ビッグサイトから走ること一時間ほどで房総半島の真ん中あたり、長柄町に付く。あと20分も走れば九十九里浜に出られる山間の町だ。この家の母屋は築150年以上は経っている茅葺屋根の民家である。それは見事なもので、過去に某運送会社のCM撮影に使われた事もあるとのこと。しかし実際の生活は離れが主になっているのも時代の流れであろうが・・・、ということで離れは家人のエリアで、我輩と妻は客人故、母屋の広間に泊まることになる。折りしも前日の東京は吹雪だった程寒い週末、広間の障子の外は縁側で木の雨戸があるのみだから中は外気に等しい寒さである。ファンヒーターはフル回転しても設定温度に達することはない。速攻で厚手のパジャマに着替えて布団に潜り込んだ。寒くて眠れないかもしれないと心配すら覚えたが、布団に入れば暖かい。眠りに就くまでの間考えた・・、ほんの30年前ならこの生活環境は普通に営まれていたわけで、当時はこれを”苦労”と感じることはなかったのではないか?冬は寒いんだ、で済んだ話であろう。経済成長が進み冬でも快適に過ごせるような贅沢を味わってしまった故に”苦労”と感じてしまう。文明の進化が人間を弱くしていくことは間違えないなと感じた。しかしながら、相反して普段我輩が住宅を設計している時には温熱環境を考え、冬でも夏でも住む人が過ごしやすくしようとしているのだ。我輩の仕事は人間を弱くしていくのか???ちょっとジレンマを覚えながら眠りに就いた・・。
翌朝、雨戸の隙間から入る日差しで目が覚めた。布団から出るのに勇気が要ったが、そこは子供の頃の知恵を使って、まず着替えを布団の中にいれて暖め、布団の中で着替える。懐かしさが楽しい。外に出ると雪の湿気を含んだ茅葺屋根が太陽で温められて湯気を立てているのを見ると、そこに暖かさを感じる。「陽の恵みよありがたや~」なんて歌があったかどうか知らないがそんなフレーズが浮かぶ。きっと30年前にこの情景を見ても同じことを感じただろう。その感覚さえ忘れずにいられる我輩であることが大事なんだと思った。そう思ったら急にこの「木と紙と土」でできている家が無性に可愛らしくなった。そこで文明の利器の携帯電話で写真をパチリ。

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