2月21日(火)
トリノオリンピックもいよいよ終盤である。未だメダル獲得がないせいか今ひとつ盛り上がりに掛けているとの評価があるが、我輩はメダルの数よりライブの時間帯がずれているからそうそう視聴率も上がらないのだと思うし、どうもメダル、メダルと話題をそっちに振る報道姿勢があえて盛り下がりに拍車をかけているように感ずるのであるが、皆さんのご意見は如何に?
世界の一流選手達の技と力を一同に見れるいい機会だ と宣伝すれば少しは見方が変ると思う我輩である。
そんな中、昨夜の女子カーリングチーム、結果はともあれ、彼女達の達成感ある笑顔にちょっと心和んだ。そして冬季オリンピックを向える時はいつも思い出す 「とある事」 があるのだ。
実は我輩、今をさかのぼる事10数年ほど前に カーリングをやってみようと目論ん事があったのだ。その訳は、オリンピックに出たいから・・・・である。
何故オリンピックに出たいと思ったのか?
時はバルセロナオリンピックが終わった年のある晩秋の夜、高校の先輩後輩達と中ジョッキと杯を酌み交わしていた折、オリンピックの話題になったことに始まる。
女子平泳ぎで金メダルを取った。若干14歳の中学生、岩崎恭子ちゃんの一言
「今まで生きてきた中で一番幸せです」
とある先輩がオリンピックで金メダルを取ってこの一言を言ってみたい!!と言う。
俺も、俺もと一同賛同する酔っ払い達、話しは盛り上がる。
じゃあどうすればいい・・???
今更アメフトでもないし第一競技にない。 30過ぎてできるものなんてあるかぁ?? と笑い話で終結を迎える流れになりかけたその時、
「カーリングならいけるんとちがうか?」 先輩の一人が声を大にした。
一同 「おおおおーーーーーー なるほど」
これなら技術は要るが体力、筋力はアスリートレベルじゃなくてもいける。 ここはアメフトのチームワークと叩き込まれた気合で狙えるぞ あとは練習あるのみ!! と 全員かなり真剣モードに入っていたのである。
明けて翌日の昼、当時住んでいた所の近くにあったスケート場へ行った。そこにはカーリングコースがあるのだ。 担当者に 始めるにはどうすればいい?いつならできる?大会は出た事があるか?料金は?ルールってどうなのか?色々と質問攻めを食らわせた後
「頑張れば 日本代表になってオリンピックも夢じゃないですよねぇ?」
と勢い良く聞いたところ 軽く一笑されてしまった
「無理でしょー 北海道に住んでいれば別ですが」 だそうだ。
聞けば、このリンクではスケーターもいるからカーリングコースは毎日用意されるわけではなく、また時間的にも長くない、あくまでレクリェーションの一環でやっているとの事。
相反して、北海道、東北のチームは近所の田んぼに水を張ればそこらじゅうでコースが作れ、毎晩練習も可能。氷の上すらまともに歩けない我々では、所詮その人達にはかなうわけないそうな・・・・
かくしてオリンピックの夢は単なる酒の席での一夜物語となり終結を迎えたのである。今やそのスケートリンクすらなくなり、お洒落なショッピングモールとなっている。
若かったよな・・・・
しかし、我輩は思うのだ。きっと今回の女子カーリングを見た人達のなかで、時の我輩達の如く「ひょっとしたらできるのではないか?」と門を叩く人もいるのではないかと。オリンピックを目標としなくても、楽しむ範囲でならやってみよう と ちょっと流行の兆しを感じるのだ。今回の女子の頑張りが花開くか?
最後に、昨日の女子フィギュア選手の記者会見で、安藤美姫選手に対して、亡くなられたお父様の話題にした日本人テレビ記者の質問にはがっかりであるばかりか、非常に腹立たしさを覚えた。しかも海外で、試合前の選手に対して、それもまだ高校生の女の子に向って、何たる事か!大いなる反省を求めたい。
そして願わくば、ミキティが、昨日の涙を、本番の演技で観客の感涙に替えて欲しいと思うのである。君も世界の一流選手としての技と力を持ち、それを世界中の人達に見せることのできる舞台に立てる君は素敵な人間なのだ。
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